[基本的な使い方]



■パステルも基本は線画。細い線を引くにはエッジ(角)を使う。

■面塗りをするときはパステルを半分に折って使う。パステルを横に倒してボディで着彩する



[滑らかに塗る]


■塗り痕を残さず広い面積を塗る場合は、一度粉末にしてから使います。指やティッシュペーパーでもよく伸びるが、パステルブラシを使えば、もっときれいに伸びる。

[精密な表現]


■細密な表現は、パステルを粉末にして水に溶かし、筆で描き込む。

■さらにリアルに描きたい時は、アセテートフィルムやケント紙などでマスキングを行う。 

[消しゴムを使う]

■塗りすぎた時、間違えた時は消しゴムで色を取る。また、光の表現などにも効果的。普通の消しゴムや砂消し等、消しゴムの種類によって、消え方に違いがある。








パステルに近い固形絵具が使用されたのは、14〜15世紀。素描の彩色用に使われ始めました。
16〜17世紀にかけて、イタリア、フランス、オランダに広がり、
18世紀にパステル画の開花期を迎え、今日に至ります。
また、19世紀始めにはフランスのニコラル・ジャック・コンテが鉛筆の発明に次いで
それまでのパステルを改良した角型の棒状絵具を開発し、コンテと命名しました。
パステルの語源は、古フランス語の‘Paste’やイタリア語の‘Pastello’に由来し、
「練り固めたもの」という意味があります。

結合剤

◎水溶性樹脂:顔料や体質顔料といったものを固めるために使用されます。
混ぜ方は、水に水溶性樹脂を溶かして顔料や体質顔料を混ぜ、固めた後に乾燥させます。水溶性樹脂としては、アラビヤ・ゴムやトラガカント・ゴム等が使用されます。
◎粘土鉱物:水溶性樹脂と同じ働きをしますが、水溶性樹脂と粘土鉱物との添加量の割合によって、パステルの固さを調整します。粘土鉱物としては主にベントナイトが使われます。
顔  料
有機顔料/無機顔料 : 顔料には大別して有機顔料と無機顔料の二つがあります。有機顔料は有機化合物を主成分とし、化学合成により製造されます。一方、無機顔料は金属の酸化物や硫化物が主成分であり、金属や土を処理して製造されます。
 
色 調
耐光性
耐熱性
耐溶剤性
濃 度
被覆力
粒 子
無機顔料
粗い
有機顔料
鮮明

細かい
その他添加物
◎体質顔料 : 発色やパステル本体の表面色、描く際のタッチの調整のた
 め、体質顔料が添加されます。炭酸カルシウム、カオリン、流酸バリウム
 などが、主なパステル用の体質顔料です。

ヌーベルカレーパステル コンテの持ち味にパステルの長所を加えた、色彩材料です。従来のコンテほど固い感じではなく、パステルのなめらかさやソフトでシックなタッチ・軽やかさを持っています。粒子の細かさ・のびの良さが特長で、重色・混色がよくきくので技法の広さが得られます。角を使っての線描き、面を使っての面描き等に便利な角型です。 「ソフトホワイト」「ソフトブラック」は特に混色時の調色やボカシ専用に開発されたもので、やわらかい効果を出すのに適しています。

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